おかげさまで、誰一人欠けることなく
タテヨコ企画第43回公演「橋の上で」が幕を下ろしました。
ご観劇と応援頂いた方、本当にありがとうございました！嬉しいです！！
すごい作品でした。
(以下ただのファンブログと化していることに半分くらい書いてから気づきました。)
まずタテヨコ企画さんの素晴らしさについて書かせて。
メンバー全員が本当に素敵であったかい上に天才だと思います。稽古中自分が出てないシーン、楽しいナァー、すげー、こんな至近距離で、あのタテヨコ企画のお芝居が無料で毎日見放題って役得すぎるな(*ﾟ∀ﾟ*)と思っていました。
そんでもってもうほんっとに一人一人が魅力的すぎて、あぁー！！この人とお芝居やってみたーーーいっっって思わされちゃうんですよ！
ていうか私こんなすごい面々と一緒に芝居してていいんか((((；ﾟДﾟ)))))))
一方的な脳内妄想では、すでに川井さん役の久行志乃ぶさんと、元旦那役もやった加藤和彦さんとは時代劇の町人を一緒にやる予定です。志乃ぶさんの声もお芝居も本当好き！疲れてくると急に社交ダンスの先生みたいな動きしながら舞台を横切っていくところも好き！
加藤さんはほんとあんなダメ夫を演じていたのに超優しいんだよ〜！
警察署長と社会部デスク役の西山さん、あの説得力すごすぎないですか！？スナックのシーンでは全力で遊びに来ていて笑いを堪えるのに必死でした！
あとあの風船、台本のト書き読んで、どうすんだろと思ってたらその通りのもの作っちゃったのも西山さん。天才だよ天才。真の天才。
舘さんの、いまい彩乃さんとのラストシーン、あんな愛に溢れたお芝居ありますか！ないです！
袖から凝視してました。今日も、観劇に来てくださった方と、舘さんのお芝居と声と雰囲気の最高さについて語るなどしました。
そしてあさ朝子さん、ちょっとリサリーサと名前の響きが似てるのよね、あさ朝子。
普段めっちゃくちゃ柔らかい可愛い優しい&きれいな声で鼻歌を歌っている朝子さんの、刑事でのこわーい顔、見たァ！？
*あさ朝子さんに聖徳太子を語らせたら多分2時間くらい余裕で情熱を持って喋ってくれます。
*制作の三國谷花さんに聖徳太子を語らせたらたぶん半年くらい余裕で喋り続けてくれます。
いつもはお芝居終わったら本当に屍になっていて、今回周りの方にも、大変な役だったでしょうとお声がけいただくのですが、意外と元気です。
それは、私が舞台上で共演者にエネルギーを頂いていたからです。
自分だけアクセル踏んで可哀想な演技はおそらくできると思うけど、見ててめちゃくちゃつまらないものになってたと思う。
刑事さんに、雫のことを雑に扱われたり、逮捕される時はものすごい怒られたりして、朝子さんの目からすごいエネルギーを頂いていました。
目といえばミレナちゃん。タテヨコ企画さんのブログにも書かせていただいたのですが、ミレナちゃんの目、すごい語るんです。あのうるうるした大きな目で見られたらもう心鷲掴みです。
私はこの人と母娘役ができて心から良かったです。本当にお世話になってばっかりでありがとう。
彼女がお芝居に立ち向かう姿は新鮮で、質問に回答する柳葉魚さんや仲坪さん、今村さんの言葉に、「あーっなるほどなァ！あー！そうだよなァー！あー！その手があったか！」って普通に私も生徒しちゃった。。。頼りないシーンパートナーでごめん。
母娘といえば、私のお母さん役の仲坪由紀子さん。
もうありがとうもいい尽くせないし、すごい女優さん&人間的にも本当に素敵な方。
柳葉魚さんが書いているのをそのままお届け。
そして小松台東の今村裕次郎さん。
どちゃくそ素敵でチャーミングの極みな天使です。柳葉魚さんのブログ↓
そして元彼役も演じた谷口継夏(ケイカ、と読むよ！)くん。
本当の人の良さが稽古でも滲みでちゃってねぇ！継夏くんがいる記者チームは、なんか月9を見てるみたいなポップさがあるなぁーと思ってました！
柳葉魚さんのブログ↓
そしてそして能瀬さんを演じたいまい彩乃ちゃん。
誰よりも稽古場に早く来て、誰よりも真面目。彩乃ちゃんの能瀬さん大好きでした。
長身で宝塚出身みたいな、女性のカッコ良さがあって。
柳葉魚さんのブログ↓
一年前、ちょうどHow was it for you? の本番中にお話を頂いて、有頂天でした。
ニーゴー団の先輩長尾さんが以前出演してて観に行ってすげー楽しくて、うわぁー！あのタテヨコ企画さんに出れるんだ！って。
1時間半くらいの間に5分くらいの出番が2回くらいあるのかな？と思って、チラシ撮影に行って完全な言動不審に陥り、緊張で吐きそうになりながら向かった顔合わせで台本いただいて、パニックに陥りましたよね。
ねえ、私で大丈夫なんですか、正気ですか。
外◯省のロスのポジションに受かったと聞いた時と同じくらいの衝撃でした。
そして読み合わせして、柳葉魚さんの言葉が刺さりすぎて悲しすぎて号泣しながら読みつつ、
「読み合わせでどれくらいお芝居をすべきなのか」パニックに陥りながらの読み合わせ。
北島マヤレベルで私の魂はあかり！モードになるべきなのか(できない)、ここは演出家に自分が俳優として何ができるのかどんな声が出せるのか色々提示すべきなのか、いやまずフラットに冷静に色をつけずに読むべきなのか、日生劇場とか明治座くらいのレベルで乗っかることを期待されているのか、4畳半のリアルな感じを求められているのか！
た す け て ド ラ え も 〜 ん ！
しかし私はのび太(並に怠け者で昼寝が好きで宿題が嫌いながらものび太)ではないためドラえもんは現れませんでした。
どういうことでしょう？
ドラえもんのことを考えていたため注意力も散漫になってしまいました。(それは元々)
それでも悲嘆に暮れている暇はありません。
「あーー絶対今日やらかした。全員が『コイツこんな芝居で大丈夫なのかよ？リサリーサ入れて大失敗だったな。ドン引きだな。』って思ってるうちに、いつか『キャスト変えます、あかりは別の人になります。リサリーサさんさようなら』て言われるに違いない」と毎日被害妄想炸裂しながらも稽古は進んでいきました。
お役所の人を経験して以来、私は本当に物事の正誤の判断がつけられなくなりました。
それは、若い時から芸術っぽいことに携わっていて、その世界しか見えていなかったから。
ついったーで友達(エコーチェンバー)がぶーぶー文句を言う社会システムにもなぜそうなってしまっているのか実は理由があることを知ったから。別の省庁の人とも友達になったり、最年少で戦闘機飛ばしてた人と同僚になったり。
自分が予想だにしない現実と理由がある。
けど、けど、けど、まずは日本人が他の日本人に優しくできる、そして人間として傷つけ合わなくていい日本になって欲しいと切に願うし、願ってるだけじゃだめなんだよと。そのためには変えなきゃいけないことがたくさんある。知らなきゃならないことがたくさんある。あかりのような女性が少しでも平穏を感じられる、平和に過ごせるような日本になって欲しい。
作品のもとになっている事件について思うことは、これ以上何時間あっても私の中で断定した回答を文章化することはできないからここではしません。
聞きたい方はお茶でも飲みながら語り合いましょう。(いない)
登場人物全員の言葉に、それぞれすごく共感してしまいます。
社会部デスクの由利さんは一見厳しい古い考え方なんじゃないかという印象を受けるけど、彼も非常に正しいことを言っていると思う。他方、能瀬の最後の感情的な訴えも本当にその通りだなと。
断定では終わらない青木柳葉魚さんのこの作品と、ご一緒した時間が大好きです。
そして仲坪さんも言っていたのだけどこの方の稽古場の作り方、俳優さんのお芝居の引き出し方、本当にすごい。いつも和やかで心から心理的に安全で安心できる、playできる場でした。
そして柳葉魚さんは俳優さんでもあるから当然なんだけど、声もいいしちょっと雰囲気をやってみせる時が上手くて的確なんだな〜！(歯がない感じのお芝居が特に推せる)
そんな柳葉魚さんが本当にsweetなブログを書いてくださったので、貼り付けます。
こうしてわたしゃまんまと喜んでニマニマしちゃうんだから、罪な人(しと)だねェ〜！
こんな良いこと書いてもらってしまったので、後でタテヨコ企画さんからお金/労務/臓器などを請求されるのではないかと思います。
怖いです。でも嬉しいです。
私が悲痛な面持ちで東南アジアに行くと言い出したら、あっ、臓器。。。(察し)と思ってください。
はいはいはいはい配信を見逃すな！！
＜映像配信のご案内＞
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、劇場にお越しいただけないお客様にも作品をご覧いただきたいと考え、タテヨコ企画第43回公演「橋の上で」の映像配信を行います。
映像配信での観劇をご希望のお客様は、下記の要領でご予約いただきますようよろしくお願いいたします。
○販売開始日
２０２３年３月１日（水）
○映像配信日程
２０２３年３月２５日（土）１９：００～４月３０日（日）２３：５９
＜視聴可能期間＞
視聴ページログイン後１４日間（３３６時間）
配信期間中のお好きなタイミングで１４日間（３３６時間）視聴できるサービスです。
視聴用ページにログインいただいてから３３６時間が経過すると視聴いただけなくなりますので、ご注意ください。
○チケット料金
２，５００円（セブン決済手数料：２２０円 クレカ決済手数料：無料）
○販売期間
２０２３年３月１日（水）００：００～４月１６日（日）２３：５９
※セブンーイレブン決済時の支払締切は４月１７日（月）２３：５９です。
○販売ページ:
○ご予約
Confetti（カンフェティ）
※WEB予約のみでの受付となります。
○チケットについてのお問合せ先
カンフェティお問合せフォーム
○購入・視聴方法
以下のURLをご覧ください。
ご来場いただいた皆様、応援・声援くださった皆様、本当にありがとうございます。
とっても嬉しいです。
みんなもこれで私と同じくタテヨコ企画大ファンになったと思うので、今後の公演も一緒に見に行こうーーー！
そして素晴らしいクリエイティブチームメンバー含め、SNSで↓名前探してみてね！応援待ってます！
濃い青を封印してリアルな橋を光を作った照明の中佐さん、めちゃくちゃ最高で泣けるサウンドを作っていた音響のおにぎり海人さん、どんな場所でも作り出せるかつ冷たさと暖かさと想像・創造空間を作った濱崎賢二さんにも脱帽です。
＜作・演出＞青木柳葉魚
＜キャスト＞
あさ朝子 加藤和彦 舘智子 西山竜一 久行志乃ぶ ミレナ（以上タテヨコ企画）
いまい彩乃 今村裕次郎（小松台東） 谷口継夏 仲坪由紀子 リサリーサ（劇26.25団）
＜スタッフ＞
舞台美術／濱崎賢二（青年団）
照明／中佐真梨香（空間企画）
音響／おにぎり海人（かまどキッチン） 宣伝美術／水主川緑
チラシ写真／神山靖弘
制作／三國谷花（舞台芸術創造機関SAI） タテヨコ企画制作部 製作／タテヨコ企画
The other members／大塚あかね 舘野完 ちゅうり 服部健太郎 向原徹 遊佐絵里 好宮温太郎
主宰／横田修
協力／劇26.25団 小松台東 青年団 フォーチュンシアター アトリエコル オフィススリーアイズ （株）ナノスクエア
ネクストタレントプロモーション 株式会社ミネラル
ありがとうございました！
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